記録的目標の達成のために必要なこと。

以前に自分の実力段階に応じて、その時必要な事を書いていくと言ったが今が5000m20分切りなので、そのために必要なことを真面目に考察してみる。

…前に、目標タイムを達成する際の基本的なことを書いてみる。まず、私の考える条件を書いていくと

⓪記録達成には身体的条件、精神的条件、外的条件の3点をクリアする必要がある知る。

①同じタイムでも条件次第で価値が違うと知る事。

●これは外的条件に当てはまる。例としては短距離走で風によって変わるのがわかりやすいと思う。長距離でも同様で気温、風、湿度等の条件次第で記録が大きく変わる

②身体能力のアップ!

●練習の質から身体的条件をクリアしているかわかる。身体能力は数値化できる。長距離走においては直接的に試合での距離を走ることは少ないが、そのほかのトレーニングメニューの負荷と実戦での記録が相互関係にあることが多いので、置き換えたメニューをクリアできれば身体的条件はクリアしていると言える。これまでは実戦と同様の距離、ペースを練習で行うことは体への負荷から避けられていたけれど見直されつつあったりもする。

●怪我をしない!

疲労状態を整えることも大切。これは試合前のメニューの調整、日々の睡眠等を適切に行えば良い。また、急激な負荷の増加は危険なので注意。

●栄養の確保!

練習内容をクリアしたら、身体は次はそれ余裕を持てるように進化しようとする。その進化を促進するには栄養が大切!

③精神的条件をクリアする

●精神的条件はただ一つ。この記録出せると確信を持っている事、ひいては記録に対する意識を持たない事。壁と思うと越えられるか超えられないかの2択になるが、絶対に超えられると認識してるものは壁ではない。これは練習の質によって自信を持つ、一歩上の水準に到達している事で達成できる。

また、その存在を壁と思わなければ壁ではない。例えば100m10秒00。「日本人で誰も切っていない記録」。このように壁があると意識すると身体的条件をクリアしていても動きが硬くなるし、いっそコンディション悪いなと思って記録を意識の外に置いてると動きが良くなりあっさり9秒台が出たりするもの。これは1マイル(1600m)4分の壁と同じで、1人が越えると続々と後に続く人が現れると思う。私自身の経験では、5000m14分台に壁が出来そうであったけど、14分59秒をクリアしようと思わず、14分50秒を出せる力を付ければ良いと開き直りクリアした経験がある。

以上から、記録的目標の達成に大切なことは

①ベストを出せる時に試合に出る。

・気温や生活状態等が一番良い状態を狙うと良い。

②適切な練習の負荷をクリアする。

怪我をしないように段階的に負荷を上げる。長距離走における怪我の要因は蓄積疲労であるので詰め込み注意。

③出来たを積み重ねる。そして出来ると確信する!

出来たの積み重ねが、目標クリアのための精神的条件を満たす助けになるので出来たを重ねよう!

④1歩先の目標を持つ!

ギリギリの設定ではなくその先へ

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