科学的根拠(理論と実験)
科学的根拠に基づいた効率的な練習
このように書かれるとものすごく信憑性あるように思える。しかし、気をつけなければいけない事がある。
それは、その根拠の前提はどのように設定してあるかを理解すると言う事である。
究極的には、100人いたら100人に言える。老若男女問わず対象にしている。そういった前提であれば良いが、大抵の場合それは難しい。なぜなら観測が難しいからである。人間というのは色々な属性があり、スポーツには様々な要因がある。対象が広くなると、測定したい要因以外の影響が出て来やすくなる。それを全て排除するのは難しい
そして、スポーツにおける科学的根拠は
①シミュレーションし、公式化するつまり理論化する
②
・長期間観測(計測)されたものを分析して、期間の前後で有効な結果の差が合ったかを確かめる方法
・様々な能力の人に同じ実験(測定)を行い、特定の数値と能力に関連がないか調べる方法
がある。後者の実験の場合は記録という数値を別の数字で評価できないか確かめている。
そこで明らかになった代替数値を伸ばす方法は前者によって確かめられる。
結局のところ、人体による実験によって実証されている。その実験の検証が、自分にとっても有効といえる対象によって行われているかの確認はすごく大切である。しかし先ほども述べた通り、(主に大人の事情で)有意な幅の対象で行われていない場合もあり得るし、何より現役のアスリートを対象に長期間、他の要因を排除しながら一個の要因の実験を行うのは困難なのが実情だと思われる。だって効果なかったら責任取れないから、、、
そして科学的根拠でもなんでもないけれど、速い人がやってるからといい根拠だけめで良い練習と決めるのはやめておこう。
結論
スポーツ強くなりたければ、理系に強くなろう!
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