競技場利用注意 横断は慎重に

陸上競技を行う上で欠かせない場所、それが陸上競技場です。距離が正確だし走りやすいですから私もよく使います。

しかし当然自分一人が使うわけでなく、多くの人が利用します。所属も違えば種目も違う。そういったたくさんの人と共有して使う場所なので互いに配慮が必要です。今回はその配慮の中でもかけると重大な事故につながる、トラックの横断について書きます。

・ルール

競技場というと大きく分けて2つトラックとフィールドに分かれます。その中で走る練習のほとんどがトラック内で行われます。ジョギングからスタードダッシュ、ハードル練習まで様々なペースや方法で使われます。当然、それぞれが使いたいように使えばすぐに混乱状態になってしまいます。そこで大抵の競技場では、

1,2レーン 長距離走

3〜6レーン 短距離走

7,8レーン ハードル

ホームストレート SD

バックストレート 流し

左回り走る。逆走禁止

などのルールが決められています(競技場毎にちがうので要注意)。練習する際はそのルールに従って場所を移動する必要があります。

・横断

練習場所が決まっているので当然移動を行う必要があります。その際にはトラックの外側から内側。内側から外側に横断する必要があります。他にもタイムの計測のために内側に移動したり、ゴールした際にトラックの外に移動することがあります。この際に絶対に気をつけて欲しいことがあり、トラック内を走っている選手がいないかを確認してから横断して欲しいです。それを怠ると、ランナーと衝突事故を起こしてしまう可能性があり、この衝突事故というによってお互いに怪我をしてしまうこともあります。

なぜこのようなことを改めて書くかというと、今日の練習の中で、指導者の方がランナー(私)が走ってることを確認せずに横断してあやうく衝突しそうになったからです。競技場の利用に慣れていない小中学生ならまだしも、自分より年上であろう指導者の方でもこのようなことが起きるのだと思い書いています。

よくあるケース

・トラックの内側ギリギリを歩いていて、バランス崩してかトラックに足を踏み出すケース。

複数人でトラックの内側を移動していて、横に広がっているケースが多いです。

・流しを走り終わった時に後ろ側を確認せずに内側にくる。

これは200mのスタートやフィニッシュ地点でよくあります。

・フィニッシュしてその場ですぐ立ち止まるケース

これは長距離選手が1レーンでフィニッシュするときに多いです。また、競り合っていたり、1レーンを走っている別の集団を抜く際に2レーンを走ってフィニッシュをした際にすぐに内側に入るケースも多いです。

・雑談しながら確認せずに渡る

・ホールストレートをゆっくり横断する

・近道をする

また、トラックのではないですが、砂場種目の助走路を横切ってしまうケースも0ではないです。

こういった例が多いです。

当然走る側も気をつけていますし、長距離のペースでは対応しやすいです。しかし、短距離中距離ではそうもいかないでしょうから渡る側が特に注意して欲しいです。特に渡る側の意識が意識することで防げると思います。

あと、上の例以外にも

・ギリギリを渡る

このケースも多くあります。特に慣れている人ほど多い気がします。今日の例もこれに近く、3mを切ったぐらいで渡られたので怖かったです。これは自分が渡る時も気をつけなければいけないし、ロードで走る時も気をつけなければと思いました。

熱中症

また暑い日が続き、少しでも睡眠不足だとすぐに熱中症に近い状態になり注意力が落ちてしまいます。そうならないためにも少し過剰なぐらいでこまめに陰に行って休むのが必要と思います。また、走る側もそういった人がいるかもと注意をすることは必要かもしれないです

まとめ

・自分の利用する競技場のルールを知る

・トラックを横断する時、レーンを移動する時は安全確認をする

・お互いに配慮する

今回は指導者というルールを教える人と衝突しかけたので書きました。自分以外が利用する場所ではみんなが気持ちよく、安全に利用できるようにルールを守ってもらえればと思います。

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