5000mでタイムを縮めること

前提:今回は男子の記録として扱っています。

上の図は5000mのタイムとそこから30秒縮めた際の圧縮率(元のタイムの何パーセント分)をまとめたものである。

今回はその、圧縮率の観点からのみ書いていく。

タイムは一番左が分、その隣が秒を表している。オレンジ色で塗りつぶしてあるところが19分30秒になる。

さらに1個隣は何分何秒を秒で表したもので、

20分0秒なら 20×60=1200

となっている。

その右隣りが圧縮率となっている。オレンジ色のところであれば

20分(1200秒)→19分30秒(1170秒)に縮めた時の圧縮率を表している

1170÷1200=0.975

その右、圧縮率97.5%に固定というのは、例えば、表の下緑色の箇所を見ると、760.5というのは少し左に行った780秒の97.5%を表している。当然、記録が速くなればなるほど同じ圧縮率でのタイムの短縮幅が小さくなる(=10秒縮めるのが大変になる)

表の一番右の列は、30秒短縮と、97.5%圧縮の差を表している。

どんなレベルにおいても、タイムを縮めるという目的は変わらないけれど1秒の価値が変わってくる。そしてその1秒を縮めることは(同じ距離においては)遅い人の方が簡単である。高校駅伝は速い人がより長い距離走る傾向があるのでその限りでないが。

上の表(+少し変換)で見ると、

20分→19分30秒、(30秒)縮めることは

17分30秒→17分4秒 (26秒)

15分30秒→15分6秒 (24秒)

13分30秒→13分10秒 (20秒)

に縮めることと同義ということになる。

短縮幅が近い記録群を分けたのが一番右の列の色分けであり、そこに以前から上げているタイムの壁(16401500)を考慮したのが太線で分けている。同じ色の群ではメニューを同系統にしても良いし、そうでなければ根本的にメニューをかえても良い。

昨日上げた通り、青群はT.T重視でいいと感じる。

当然、現実にはタイム短縮のためには上のレベルに行くほど単純じゃない。その点は別の表でまたまとめる。

今日の練習

ジョグ3km

流し150×3

200m+100m(r.100mW)

26″5(シーズンベスト)+13″7

ダウン1.5kmジョグ

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