5000m16分40秒の壁 突破

1500m4′24 3000m9′24

この状態できれていない方がおかしいのですが、、、

以前にも1000m3分20秒(3′20/km)について触れた(https://yawariku.net/2018/07/05/1000m3%e5%88%8620%e7%a7%92/)が、5000mは16分40秒で3′20/kmにあたる。

8月終わりながら気温27度、天候曇りと比較的涼しく走りやすかったので5000m16分40秒切りを最低ラインにおいたTTを実施。反省しながら16分40秒ぎりについて考えてみる。

モデルケース(今回のTT結果)

ラップタイム

3′15-3′16-3′20-3′22-3′14″5(2′02-1′12″5)

Total 16′27″0

分析

貯金は13秒ということで、ラップあたり1秒落ちるか、1000m2秒落としてもクリアできる計算。2秒落としてみると

3′17-3′18-3′22-3′24-3′16 16′37

ラスト1周が76あたりになるけれど現実よくあるケースかと思われる。

2000までに少し貯金をつくり、2000-4600までで少しマイナス(2,3秒)で踏ん張り、ラスト一周で盛り返す。そういう運び方が一番安定して走りやすい。今回は実は完全な単独走ではなく、途中から流しをバックストレートとホームストレートで行うグループがいてそこに負けじと走れたおかげでうまく走りの切り替えをすることができた。

レースで注意すること

・レース前

アップの段階で100m19秒〜20秒前後の速さを確かめておく

・スタート後

後方待機を心がけること。極端な話、スタートを1秒遅らせるぐらいのつもりでいい。インレーンを走ることを意識する。

・ラップ確認

入りの200mは確認すること。あとは3000mまでは1000mごとの確認だけ行うこと。それ以降は400mずつの確認でも良い。82を超えないように意識する。確認しすぎると辛くなるし力みが生じてくる。

・ピッチを上げる

後方スタートをしていればどんどん抜かしていく形になる。そのためペースが落ちにくいけれどやはり3000m以降は自然に走るとピッチが落ちてより疲れやすいフォームになる。そこでピッチを上げることでペースが落ちないようにする。また、抜かすのはストレートで行うべし。

・ラストスパート

可能なら1000mを切って行う。短くてもラスト400mでは切り替える。

レース準備

・ペース確認

1000m3′20を時計を一度も見ずに走れるようにしておく(入りの200mの通過を確かめるのはあり)。

・3000m

3000m9分40秒では走れるようにする。

・刺激

1000m3′10-15程度で行い3′20/kmより少し速い動きを体感しておき3′20/kmで固くならないようにする。

・アプローチ

短い距離から長くしていくのであれば1000m3分ギリを達成してから、そこから走る距離を長くしていけば良い。1000m3分では5000m16分40秒は長い距離への適性がないと難しいけれど長い距離に移行する練習を積んでいるうちにさらに実力がついていく。

ただ1000mをきちんと走れないと当然それより長い距離は走れないためまず一つの関門といえる1000m3分を目安に取り組むと良い。(趣味で走る程度ならこだわる必要はないけど、そこそこ(今回あげている5000m16分40秒やフルマラソン2時間50分ギリ)を狙う場合ならまず1000mで力を出し切ることでペース配分を訓練するといい。

Please follow and like us: